マーケティング・企画

競合ウォッチを、続く形にする

遅れて知ることが損失になる

競合が料金を変えた。新しいプランを出した。大きな提携を発表した。こうした変化を知るのが1週間遅れるだけで、打ち手が遅れます。

それでも多くの現場では「たまに競合サイトを見る」以上の仕組みがないままです。理由ははっきりしていて、変化がない日がほとんどだからです。毎日10社のサイトを開いても、9割の日は何も起きていません。人手でやると費用対効果が悪い。かといって止めると、肝心なタイミングで見落とします。

変化があったときだけ教えてほしい。まさに自動化に向いた仕事です。

何を見張るかを先に決める

競合サイト全体を対象にすると、ブログの更新やバナーの差し替えでも通知が飛びます。意思決定に影響する箇所だけに絞るのが要点です。

料金ページの価格表を見れば値上げ・値下げとプラン構成の変更が分かります。プレスリリース一覧なら提携や資金調達。機能一覧を見れば新機能の追加が拾えます。

見落とされがちなのは採用ページです。募集職種の増減は、どこに投資しているかのシグナルとして読めます。特定の職種の募集が急に増えたら、その領域に何か仕掛けている可能性があります。

設定手順

見張るページのURLを指定する

トップページではなく、料金ページやプレスリリース一覧といった具体的なページを指定します。

見てほしい箇所を日本語で書く

料金ページならこうなります。

料金プランの表に表示されている各プランの名称と月額料金を取得してください。

プレスリリース一覧はこれで足ります。

プレスリリース一覧に表示されている日付とタイトルを取得してください。

ページを開いてから操作が必要な場合も、手順を文章で書けます。

ページを開いたら「年額」タブをクリックして、表示された各プランの料金を取得してください。

初回にライブ映像で確認する

設定の最初は、AIがページを操作する様子をそのまま確認できて、取り出された値も画面に出ます。タブの切り替えのように操作を伴う場合は、ここで意図どおり動いているかを見ておくと安心です。

対象ごとに間隔を変える

料金ページは1日1回で十分です。発表を早く知りたいプレスリリース一覧は1時間ごと。対象ごとに変えられるので、重要度に応じて割り振ってください。

指定した箇所に変化があったときだけ通知が届きます。何も起きていない日は来ないので、競合が10社あっても通知欄は静かなままです。

つまずきやすいところ

ログインが必要なページは追えません。会員限定の価格ページは対象外です。

監視先の利用規約は確認してください。自動アクセスを禁止しているサイトもあります。禁止されている場合は対象から外してください。

価格が画像で表現されているページは読めません。文字として表示されている必要があります。

対象は狭く始めてください。「競合サイト全体」ではなく「料金ページの価格表」のように箇所を限定するほど、通知の精度が上がります。

費用

実行ごとにポイントを消費する従量制で、月額固定費はありません。まず主要な競合1社の料金ページから始めて、通知の粒度を確かめてから対象を広げるのがおすすめです。金額は料金セクションにあります。